新会長の挨拶と新役員紹介
「縁をつくる」ことを大切にして
会員の皆様、はじめまして今年度から立岩会長の後任をお引き受けすることになりました森迫清貴です。尾道市山波町で生まれ、山陽道(府中町向洋、旧小野田市、宇部市、倉敷市水島)、中学3年から大学入学まで福山市で暮らし、19歳から京都に来て今年で50年となります。
現在、その50年間を過ごしている国立大学法人京都工芸繊維大学の学長となって4年目です。

森迫 清貴
ふるさとふれあい祭りには、福山誠之館同窓会の一員として幾度か参加させていただいていましたが、この度お声がけいただき、「縁をつくる」ということを大事にして参りましたので、その任に相応しいかどうかは深く考えずに承知することにしました。
皆様のご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
昨年来の新型コロナウィルス感染症により、今年度の総会も臨時とし書面審議とさせていただきました。
準備を進めていただいた幹事長をはじめとする方々に心より感謝しております。
会員の皆様には、明治以来の本会の活動を維持し、展開していくために会費の納入を心よりお願い申し上げます。
京阪神に発出されている緊急事態宣言の延長下ではありますが、ワクチン接種も徐々に始まり、他国の接種後の状況を鑑みると、年内にはある程度見通しが立つのではないかと期待しております。
オンライン等での家族や友人との近況確認等は出来ている方もおられるとは思いますが、新しい出会い、新しい縁は随分の間、難しかったのではないでしょうか。
また、直接会ってより縁を深めることも憚られたと思います。
この県人会の役割の一つは、人生を豊かにする出会いによって、縁の不思議さ、おもしろさを感じることだと思います。
会員の皆様には、どうぞ対面での親交の機会を待ちつつ、コロナ禍にうちかてるよう日々慎重に行動し、元気でお会いできることを楽しみに、もうしばらく「自粛」生活を続けていきましょう。
≪森迫清貴新会長プロフィール≫
・1952年(S27年)尾道市生まれ
・1971年 広島県立誠之館高校卒業
・1976年 京都工芸繊維大学工芸学部建築工芸学科卒業
・1978年 京都工芸繊維大学大学院修士課程修了
・1991年 京都大学博士(工学)
・2000年 京都工芸繊維大学工芸学部 教授
・2018年 国立大学法人京都工芸繊維大学 学長
<近畿広島県人会の主な役員>
名誉会長 | 立岩文夫 |
会長 | 森迫清貴 |
副会長 | 小林紘士 平岡英信 佐々木芳信 村木眞志 高舛啓次 三田弘恵 中島正智 島田真理 |
監事 | 亀田徹 名越正幸 |
幹事長 | 田中道裕 |
副幹事長 | 三谷滋伸 佐々木壮 脇本彰 |
幹事 | 宮崎誠司 萩原忠明 安田千鶴 海原俊哉 迫谷聡太 佐々木修 是枝亨 早瀬直樹 花登益子 池田朋之 大亀京助 米原秋登 飯田博子 花本法邦 増野幹夫 勝間博 塩飽忠士 木村正治 |
【近畿広島県人会】の〖沿革〗
近畿広島県人会は1883年(明治16年)、当時の大阪砲兵工廠長首藤少将・田坂宗之助氏の主導により、大阪に「福山人会」、「広島人会」が創設された年を起源とされています。
その後1918年(大正7年)に両組織が統合されて「大阪芸備会」と改称。
初代会長は森下博氏(森下仁丹創業者)が就任。
以降2代目会長は有田音松氏(有田ドッグ社長)、3代目会長に、山口玄洞氏(山口玄・創業者)、4代目会長は久保田権四郎氏(久保田鉄工創業者)と、そうそうたる創業者社長が就任されています。
第2次大戦中は一時活動が中断されましたが、戦後の1948年(昭和23年)第5代会長に就任された住友銀行頭取・鈴木剛氏は活動を中断されていた旧組織の再構築に奔走され、名称も現在の「近畿広島県人会」と改称されました。
戦後復興期その後の高度成長期には広島県出身新規学卒者など若者の相談窓口として大きな役割を果たしたとの由。
第7代会長の石井寿一氏(大阪日日新聞社社長)在任中(昭和35~41年)の昭和38年、中之島の中央公会堂で開かれた創立80周年記念総会には2,500余名の参加者があったそうです。
また当時の会員は、4,000名を超えていたとの記録もあります。
日本全体が豊かになり、高度な情報社会となった現在とは隔世の感がありますが、今でも故郷広島を想う会員同士が集い、親睦交流を図る組織である事は変わりません。
かかる伝統ある当会の歴史は今年で138年目を刻みます。
今期就任された 森迫清貴氏は第16代会長となります。
事務所所在地
近畿広島県人会事務所
〒530-0001 大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第1ビル8F 広島県大阪事務所内
TEL:06-6345-6081/FAX:06-6450-8778
E-mail:hiroshima-ken@outlook.jp